うつ病 通信

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2013.04.27更新

今日は、適応障害についてお話させていただこうと思います。
うつ病と自分で思い込んでいたが、実際は「適応障害」という診断だったという方も多いです。

職場での人間関係のストレス、家庭での夫婦不和、介護問題など、現代の日本では色々な原因が考えられます。
皇太子妃の雅子様がかかられている疾患としても有名になりました。
この適応障害が原因で抑うつ状態を呈している場合、薬物療法だけでは当然治療効果はあがりません。
原因となっている適応障害に対する治療的アプローチが必要不可欠なのです。

おもには環境調整(上司との話し合い、職場の異動願い、休養、別居、夫婦での話し合い、など)が必須となってきます。
そして周囲の理解をうながすこと。
疾患理解、治療教育が必要です。
その上で、抑うつ状態にたいしても薬物療法を行うことはあると思います。
適応障害に対して、環境調整や疾患理解も行わずに、安易に抗うつ薬による薬物療法を行うことは良くないです。

投稿者: うらわメンタルクリニック

2013.04.24更新

治療としては、大きく分けてカウンセリングと薬物療法があります。カウンセリングだけでうつ病は治らないのか、と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、うつの原因がセロトニンなどの神経伝達物質の不具合である以上は、くすりに頼ってでもセロトニンのバランスを是正してあげないといけないわけです。
もちろん、薬を処方しておしまい、というわけではありません。ただ、カウンセリングでも非常に大きな効果をあげる患者さんもいらっしゃいますし、治療の主体は患者さんにあるということも忘れないでいただきたいです。少し専門的な話になりますが、BDNF(脳由来神経栄養因子)の不足により、神経新生が阻害され、うつ状態をおこす原因となると言われています。しかし、運動によりBDNF産生が促進されることもわかりました。
つまり、運動は抗うつ薬と同じ作用を持つと言うことです。普段の生活の行動も、いろいろつながってるのです。運動と言っても頑張りすぎる必要はないので、まずは散歩からでも良いでしょう。患者さん側も積極的に病気を治す意欲を持っていただきたいのです。

投稿者: うらわメンタルクリニック

2013.04.20更新

今回は、うつの具体的な症状などについてお話させていただこうと思います。
うつの症状として代表的なものは、意欲低下(やる気が出ない)、集中力、記憶力の低下、イライラ感、焦り感、不眠症状、食欲減退(もしくは味がしない、おいしく食事が食べられない)などです。
この中で、周囲や自分で気づける分かりやすい症状として、「不眠症状」と「食欲減退」があげられます。うつにおける不眠症状の特徴は「入眠困難」と「早朝覚醒」です。つまり、寝つきが悪くやっと眠れたと思っても朝早くに目が覚めて非常に辛い、ということです。ただ、眠れないからと言ってアルコールに頼る、いわゆる寝酒をするひとがいますが、これはよくありません。アルコールは睡眠の質を低下させます。
さて不眠について、たとえば夜ぬるめのお風呂に入るとかヨガをするとか自分なりの対策をして改善されれば良いのですが、1ヶ月以上続くようなら要注意です。うつの可能性がありますので、専門医(精神科や心療内科)を受診しましょう。

投稿者: うらわメンタルクリニック

2013.04.17更新

ここしばらはもう一般的にも、うつ病は誰にでもなり得る身近な病気ととらえる方が増えてきたのではないでしょうか。
うつ病はこころの風邪なんて言えない時代です。抗うつ薬で2、3ヶ月の内に治って患者さんも治療者も良かった、と言えるような時代ではなくなったようです。あるいは軽いのは(薬で簡単に治る型)内科、その他の科を受診し、そこで治っているのかもしれません。うつ病(難治型)は半年、あるいはそれ以上続くものをいいます。抗うつ薬が効きにくいとなると難儀します。今の薬はだいたい第三世代ですが、時には第二、第三世代の薬を使う、あるいは感情調整薬を併用するといい場合があります。
ただし、感情調整薬は副作用に充分注意が必要です。血中濃度をモニターしながら使っていく必要があります。他に、漢方がありますが、副作用はほとんどないものの、効果が今ひとつです。薬がききにくいときは、運動療法、気功、ヨガ、カウンセリング(特に認知療法)が役立ちます。体から治すのもこころの治療のひとつのアイデアです。

投稿者: うらわメンタルクリニック

2013.04.12更新

こんにちは。
関東では桜が満開です。
さいたま市でも今、桜が満開で見頃です。
たくさんの方が街に繰り出してお花見されていらっしゃいます。

今日のテーマはうつ病についてです。
当院に来院される多くの方が、うつ症状を訴えられます。
特にここ数年は、その傾向が多いように思います。
社会的にも、うつ病の人が増えていると皆さんもよく耳にしていることと思います。
ただ、ご自身でうつ症状があると思われていても、それが本当にうつ病とは限りません。
イヤなことがあれば誰でも落ち込みます。
でも、ある程度時間がたてば立ち直りますし、楽しいことがイヤなことを浄化してくれます。

実際、うつ症状で来院された方で、うつ病と診断されたのは2割程度です。
他の方は、他の疾患でうつ症状を呈してたり、頭の中をマイナス思考でいっぱいにして、いき詰まっているだけだったりとさまざまです。
ご自身一人でうつ病だと勝手に思い込んだりするのは、よくないことです。
最初の勝手な思い込みにより、うつ病になりうるケースもあるからです。
もし少しでも疑った場合は、お気軽に当院にお話しに来てくださると嬉しいです。

投稿者: うらわメンタルクリニック