3月に入り、種々、ストレスが積もるころあいとなりました。年度末に向けて、仕事の繁忙さを感じる方も多くおいでかと思います。季節に関係なく、うつ状態・うつ病の患者様が多い=1年を通して、圧倒的に多い現実は変わりませんが、ストレス要因の多寡により、患者様が変動することは確かです。これから、5月のGWにかけて、一つの山場を迎えるように感じます。日が長くなり、少しく、気分がほぐれてくれると良いのですが、仕事量の繁忙さ、または、異動前の煩雑さが、ストレス起因となり、この時期に病態が強まる、または、初めて感じられる患者様も多くおいでです。感じる症状では、ストレス要因に時間・空間的に近づくと、抑うつ感が認められる。伴って、動悸・呼吸苦・手のしびれ・震え感、のどの奥の異物感=飲み込みにくい感じの狭窄感が身体症状では多いかと考えます。学生の方では、進学に伴う不安感、または、就職前の不安感が目立つようです。
対人緊張が強い、マンツーマンで話をするときに、緊張が強まり、身体症状や、考えがまとまりにくく感じるといった、社会不安障害も、近頃になって、多くみられる状態です。対人緊張が強く・不安感もともに強く認められると、そこからの消耗と、苦手意識からくる囚われ感から、うつ状態が認められることも、多くあります。この場合では、うつ病というより、ストレス因性のうつ状態であることが多いのですが、状態は、疲れやすい・だるさが取れにくい、活き活きしない、モチベーション・意欲が上がらないと、うつ病と同様の症状が見られます。うつ病と、うつ状態は、鑑別が困難なこともあります。朝方、意欲がわかない、仕事に行きにくいなどおありになれば、なおのこと、専門医・心療内科での診察が大切になってくると感じます。来る、新年度を快く迎えるためにも、気にかかることがあれば、当クリニックなども、ご利用いただければと思います。
当クリニックは、埼玉県南部にあります。さいたま市、蕨市、川口市からの患者様が多くおいでです。
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