院長ブログ

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2014.09.10更新

春と対を成すように、うつ病の季節と言われる、秋となってきました。春は、軽いうつ病の方が、人数的に多く見られる、秋は、重いうつ病の方が、散発的に見られると、昔は言ったものです。季節と、人が寄り添っていた、一昔前の世界。今から、考えると、良き時代と言えたかと思います。現代、閉塞感と将来への展望が見えにくい時代では、昔の定義はなく、うつ病は、同じ様に、同じ頻度で見られます。また、社会的な背景、仕事での強いストレスが多くの方で認められます。閉塞感と、将来への不安は、今では、学生様、特に大学生・高校高学年の方にもあるように感じます。バブルの時代を知っている、私などは、この氷室のような冷え込みを、臨床場面で実感せざる、おえない感じです。

とは言っても、現実は、現実です。多くのうつ病の方で、比較的早期に見られ、且つ、実際の生活場面で困られる病態が、朝のうつ状態。思うように体が動かない、意図しないお休みがあったり、それが続いてしまう病態です。うつ病での意欲の低下と、不安感の強まりに起因し、抑制または、思考制止の状態と言います。このような病態では、当然、加療が必要であり、なるべく早くの専門医受診が望ましいと考えます。

上は、一例です。うつ病では、思考の障害=集中できにくい・考えがまとまらない・考えが継続しない、自我の障害=寂しさが強い・不安で仕方がない・気になる事をとことん気にしてしまう、確認などをしないと行動ができない、意欲の障害=モチベーションが上がらない、思うように動けない、動いていても効率的になれない、疲れが強い、など、多彩な症状が見られます。病状の色合いにあわせた加療をなるべく、オーダーメイド様に行うことが勿論必要です。また、うつ病に至った、社会的な背景を調整する=産業医の方との連動など。心療内科の加療は、多様と申せます。

当心療内科は、埼玉県の南部に位置します。さいたま市、川口市(旧鳩ヶ谷市を含む)、蕨市からのアクセスが容易です。

投稿者: うらわメンタルクリニック