パニック障害

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パニック障害は、ある日突然、原因不明のめまい、心悸亢進、呼吸困難といった嵐のように襲ってくるパニック発作と、激しい不安が突発的に起こる病気です。
医師の診断を受けても、身体の異常はどこにも発見されることはありません。
この発作は1回で終わることはなく、何度も繰り返されます。

そのうち「いつあのパニック発作が襲ってくるかわからない・・・」という強い不安がご自身を苦しめるようになります。
このパニック発作が起こることを強く不安に思う症状を予期不安と言い、パニック発作と並んでパニック障害の特徴的な症状です。

治療をすれば、ほとんどが克服する事が見込めますので、早期に治療されることをお勧めしております。

パニック障害になりやすい人

パニック障害の発症率は、性別で見ると男性よりも女性の方が2~3倍も高くなっており、女性の方が罹患しやすい傾向にあります。
年齢的には20代での発症率が高く、次いで30代が多いようです。
また、ストレスを抱えやすい人、ストレス解消が下手な人がパニック障害になりやすいという報告もあります。
ストレスを感じやすい人は、完全主義や生真面目な人、周囲に気を使いすぎる人などが挙げられますが、これらに当てはまる人はうまくストレスを解消する手段を見つける必要があります。

それに加え、肉体的な疲労や心配事を抱えているとパニック障害がおこりやすい傾向にあると言われています。
特にデスクワークの方々などは、運動不足で乳酸(疲労の元になる物質)が溜まっている場合が多く、これがパニック障害を発生させる原因になることも少なくないようです。終日デスクワークの女性は気をつけた方が良いでしょう。
適度な運動をし、上手なストレス解消法を見つける事が大切です。

パニック障害の症状

  • 心臓がどきどきする、または心拍数が増加する
  • 汗をかく
  • 体や手足の震え
  • 呼吸が速くなる、息苦しい
  • 息がつまる
  • 胸の痛みまたは不快感
  • 吐き気、腹部のいやな感じ
  • めまい、不安定感、頭が軽くなる、ふらつき
  • 非現実感、自分が自分でない感じ
  • 常軌を逸してしまう、狂ってしまうのではないかと感じる
  • 死ぬのではないかと恐れる
  • しびれやうずき感
  • 寒気またはほてり

パニック発作では上記の症状が何の前ぶれもなく突然起こり、多くの場合10分以内でピークに達し、通常30分以内でおさまります。
病院で検査をしても心電図や呼吸機能、血圧などには特に異常は認められません。
しかし、多くの 患者さんがこの検査結果に納得いかず、いろいろな病院を周り検査を繰り返すのですが、その間、適切な治療が受けられないために、症状を悪化させるケースが 少なくありません。
パニック障害は、正しい治療を行えば、ほとんどが克服することができる病気です。
ですので、焦らずに、ゆっくりと治療をしていきましょう。

広場恐怖症

パニック障害と併発しやすい病気として、広場恐怖というものがあります。
広場を怖がるという意味ではなく、パニック発作を経験した方が、「もしここで発作が起こったらどうしよう」という不安が強まり、すぐに助けを求められない状況や、すぐに逃げ出せない状況、人が多く集まるような場所を避けるようになる病気です。
症状の重さは人によって異なり、特定の場所を2つか3つ避けていれば通常の日常生活には支障をきたさないという方もいらっしゃれば、歯科医院や美容院など の長時間の滞在が必要な場所や、電車や飛行機などの乗りものに乗ることも困難で、家から出られないという方もいらっしゃいます。

お一人お一人の状況をよく把握し、程度によって治療法を変えていかなければなりません。